ビタミンB12とパントテン酸

「からだと心の栄養学(アンソニー・サティラロ著、上野圭一訳)」 より編集。
著者は米国生まれの医師で病院長。


今日のテーマ 「 ビタミンB12とパントテン酸 」


1.ビタミンB12

別名コバラミン

効能など )

・赤血球の生成に必要
・健康な血液および神経系の維持に必要。
・長期に亘って欠乏すると
 悪性貧血・衰弱・昏睡などを引き起こすことがある。

多く含まれる食物 )

・魚・鶏肉を含む動物の肉
・海草
・テンペなどの大豆発酵食品


2.パントテン酸

効能など )

・ビタミンB群の一つで、
 炭水化物・たんぱく質・脂肪の代謝を助ける
・ホルモンの生成に関与している

多く含まれる食物 )

・葉の多い緑色野菜
・完全穀物
・木の実
・キャベツ
・カリフラワー
・果物


感想 )

欠乏すると、かなり重篤な症状を示すのがビタミンB12。
また、魚や鶏肉はまだしも動物の肉に多く含まれるというのでは、
なかなか、菜食主義者や菜食信奉者には悩ましいビタミンですね。

パントテン酸の特筆は、
ホルモンの生成に深く関わっているということで、
男女の違いにも大きな影響力をもっているということでしょうか?
果物に多く含まれるという点は、
その他のビタミンB群とは、大いに栄養素ですね。
果物は何でも含まれるのかは、
この後、調査したいと思います。



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